y2trip » 5/23 79番高照院から別格19番香西寺へ

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2007

5/23 79番高照院から別格19番香西寺へ

5/23 79番高照院から別格19番香西寺へ



香西寺へ


79番 高照院天皇寺
79番 高照院天皇寺
天皇寺の石碑
天皇寺の石碑
懐かしい国鉄カラーの気動車
懐かしい国鉄カラーの気動車
80番 国分寺
80番 国分寺
国分寺の境内
国分寺の境内
遍路道から麓を見下ろす
遍路道から麓を見下ろす
81番 白峯寺
81番 白峯寺
82番 根香寺
82番 根香寺
根香寺の境内
根香寺の境内
香西寺へ向かう途中の枇杷畑
香西寺へ向かう途中の枇杷畑
別格19番 香西寺
別格19番 香西寺
香西寺の山門
香西寺の山門
香西寺の墨書きと朱印
香西寺の墨書きと朱印
鬼無駅のホームで
鬼無駅のホームで

ホテルを出て坂出の街中を通って高照院へ向かっていると、60代くらいの女性の方から声を掛けられた.お接待だった.暑い中大変ですねと言って千円を渡された.金額が多いので少し躊躇したがこれも何かの縁だと思って接待を受けることにした.


天皇寺の手前で八十場の水と呼ばれている清水が湧き出す水場があった.この冷たい水で顔を洗うとピリッと気が引き締まりとても爽快だった.すぐ側に茶屋があり、ところてんを売っていた.後で知ったのだが、この八十場の水は平安末期の保元の乱で敗れ讃岐に流された崇徳院(天皇)が亡くなったとき、都からの勅許が届くまでの一月のあいだ亡骸をこの水に浸けておいた場所だと言う.


八十場の水を出て程なく79番高照院天皇寺に着いたが、境内には白峰宮という神社しか見あたらなかった.境内の奥まで行ってようやくいつもの小坊主君を見つけた.神社の敷地の一部にお寺があったと言った方が正解だろう.お参りを済ませ付近を散策していたら、このお寺の納経所がある本坊の入り口に『四国第七十九番霊場 天皇寺』と刻まれた大きな石碑が置かれていた.


遍路地図には天皇寺ではなく高照院とだけ記されていたので高照院が正式な名前だと思っていたが、実際は天皇寺が正式な寺の名称のようだ.院号が高照院で寺号が天皇寺ということのようだが、両方の名前で呼ばれているのだろう.後で調べてみると、このお寺は崇徳院にまつわるお寺なのだが、明治の神仏分離などで複雑な経緯を辿った札所のようだった.


天皇寺を出てJR予讃線沿いを歩いていたら鴨川駅の手前の踏切でとても懐かしいベージュに朱色の国鉄カラーの気動車(ディーゼルエンジンで動く列車)が通り過ぎて行った.80番国分寺に着くと広い境内はお参りの人も少なく閑散としていた.落ち着いた感じの大きなお寺で居心地が良かったので暫く境内でのんびり休憩していた.


国分寺を後にして次の81番白峯寺へ向かうが、国分寺から白峯寺へ向かうには国分寺の後に聳える高い山を登っていかなければならない.目の前に聳える山を見て思わず溜息を吐いた.山道に入ると足下が滑り易い急な上り坂が続いた.日射しが強くとても暑い.汗がボタボタしたたり落ちる.雨の登山も辛いが炎天下の登山もしんどい.


振り返ると麓の国分の街が一望できる.とても良い眺めだ.ヘトヘトになりながらようやく車道に出た.汗が引くまで車道に腰掛けて休憩していた.舗装された立派な道だったが車は殆ど通らない.遍路地図には途中で車道をバイパスする形で遍路道が記載されているのだが、入り口の標識がなかなか見つからない.


フェンス沿いにそれらしき細い道がついていたのでその道に入って行った.確かに遍路道のようだったが、途中で行き止まりになってしまった.行き止まりの先には何やらゲート付きのフェンスが建っていて、そこに誰か居るようなので、道を尋ねてみようと思い近づいていくと、ゲートに居たのは何と自動小銃を構えた自衛隊員だった.フェンスの先は自衛隊の演習場だった.慌てて途中まで引き返し車道に戻った.


車道から白峯寺へ向かう遍路道の入り口は直ぐに見つかった.今度はきちんと標識が立っている.変な所に紛れ込む事はなさそうだ.自衛隊の宿舎の脇を通って山道を下って行った.白峯寺が近づくに連れ、ハイキング客とすれ違うようになった.この道はハイキングコースでもあるようだ.


白峰寺に着くと境内は団体さんで混雑していた.このお寺も本堂へは長い階段を昇って行かなければならなかった.団体さんが居なくなるまで本堂の前のベンチで暫く休憩していた.お参りを済ませ本坊の前のベンチで休んでいたら、昨日神野寺からの帰り道ですれ違った別格を廻っているお遍路さんに会った.彼は今日はこのお寺の直ぐ側にある簡保の宿に泊まるので、今日はこのお寺で打ち止めだという.


白峰寺を後にして、自衛隊の宿舎があった地点まで山道を戻り、そこから82番根香寺へ向かう遍路道に入る.この遍路道は緩やかな上りが続く遍路道でとても歩き易い道だった.遍路道を登り切ったところで一旦車道に出て、蜜柑畑の先から根香寺へ下りて行く遍路道になった.根香寺の門をくぐり一旦階段を下りてから、また長い階段を昇って本堂へ着いた.境内には楓の木がたくさん植えられていているので紅葉シーズンはとても綺麗だろう.


別格19番香西寺へ向かうため、根香寺を後にして急な山道を下りて行く.急な山道が終わるとその先には蜜柑や枇杷の畑が広がる緩やかな丘陵地帯が広がっていた.丘の上からは瀬戸内に浮かぶ小さな島々まで良く見渡せる.


畑の中の道を歩いていたら途中で道が分からなくなってしまった.おおよその方角だけ検討をつけて畑の中を突っ切って行った.農作業をしているおじさんに香西寺の場所を教えて貰いながら何とか5時前に香西寺に辿り着くことができた.

 

当初の予定では83番の一宮寺まで行って高松市内のホテルに泊まる予定だったが、暑さでだれていたのか今日は思うように足を進められなかった.ちょうど遍路道の途中に鬼無というJR予讃線の駅があるので今日はそこまで歩く事にして、高松市内のホテルに泊まることにした.途中にコインランドリーがあったので、洗濯をしている間に近くの和食レストランで夕食を済ませた.

 

鬼無駅に着くと丁度高松行きの電車がやって来たが、まだ切符も買っていなかったので次の電車を待つことにした.時刻表を見て次の電車まで30分もあることに気付いたが、急ぐわけでもないのでのんびり次の電車を待っていた. 高松方面のホームには何やらへんてこりんな石像が置かれていた.何だろうと思って近づくとハドソンの桃太郎電鉄のキャラクターをあしらった石像だった.後で知ったのだがここ鬼無は桃太郎伝説にまつわる土地なのだそうだ. 


この分だと明後日には88番の大窪寺を打てるだろうが、問題は別格20番の大滝寺をどう攻略するかだった.困ったことに大滝寺は大窪寺からかなり外れた場所にあり、大窪寺からは丸1日掛けて辛うじて往復できるかどうかという大変な難所だった.




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この日の歩数:47,703 歩 【累積歩数:1,987,747 歩 】 歩行距離:28.5 km【累積歩行距離:1222.1 km 】

宿泊先: 高松 東急イン 【 TEL 087-821-0109 】
       〒760-0024 香川県高松市兵庫町9-9
       http://www.takamatsu-i.tokyuhotels.co.jp/ja/index.html

       7,200円 (シングル)
       洗濯機・乾燥機: なし
   



 81番 白峯寺  82番 根香寺



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