y2trip » 4/26 国民宿舎土佐から安和へ『横浪スカイライン』

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2007

4/26 国民宿舎土佐から安和へ『横浪スカイライン』


4/26 国民宿舎土佐から安和へ『横浪スカイライン』



横浪スカイライン


土佐湾の夜明け
土佐湾の夜明け
横浪スカイラインからの眺め
横浪スカイラインからの眺め
美しい海岸線が続く(地ノ鼻)
美しい海岸線が続く(地ノ鼻)
別格5番 大善寺 大師堂
別格5番 大善寺 大師堂
大善寺の墨書きと朱印
大善寺の墨書きと朱印

朝目を覚ますと丁度朝日が海の向こうの水辺線から昇っていくところだった.朝食を済ませ、出発の準備に取り掛かるが足の腫れは一向に治まらない.階段を上り下りする度に痛みを伴う.テーピングで無理矢理締め付けて靴を履くが、この状態ではとても長距離を歩けそうもなかった.このまま先に進むべきかそれとも高知市内まで戻って一旦足を休めてから再度出直すか迷っていた.


高知市内へ戻るのであれば9時過ぎくらいにホテルの送迎バスで送って貰えるということなので、ロビーでどうしようかと考えあぐねていたが、とりあえず支配人さんにこの先の横浪スカイラインの状況を聞いてみた.足の腫れがひどくなって靴が合わなくなり痛くて歩けないと言うと、支配人は無理をせずお遍路中止した方が良いと忠告してくれた.またここで足止めするのは何としてでも避けたかったので、とりあえず行けるところまで行ってみるつもりだと言うと、支配人さんはお遍路の気持ちが良く分かっているらしく、この先の横浪スカイラインの様子や途中で歩けなくなった場合のタクシーの連絡先や交通機関のことなど色々と教えていただいた.


午前9時過ぎ国民宿舎土佐を出て横浪スカイラインに向かった.横浪スカイラインは海岸線の標高120m位の崖の上を通る眺めの良い道路で、思ったよりも上下の起伏が少なく、車の交通量もそれほど多くない歩きやすい道路だった.明徳義塾高校のスクールバスが何台も通り過ぎて行く.登校時間にしてはちょっと遅いが、バスには高校生がたくさん乗っている.こんな辺地ではスクールバスしか登下校の方法がないのだろう.


あまり車の通らないスカイラインをのんびり歩いていると、黒くて大きな蜂が目の前をブンブン威嚇しながら私の廻りを飛び回っている.自分の縄張りを主張しているのか手当たり次第に近づいてくる者を威嚇している.相手が車でも構わず威嚇しているのか、道端に車にぶつかって死んだ蜂の死骸が沢山転がっていた.


左手に太平洋の絶景を眺めながら山の上の道を歩いて居るととても爽快な気分になる.足の痛みを忘れてこの雄大な景色に見とれながら歩いていた.横浪スカイラインを選んで正解だった.多くのお遍路は起伏が少なく距離も短い浦ノ内湾沿いの道を選ぶようだが、こんな絶景を眺めずに行くのは勿体ない.アウトドア派であればやはり横浪スカイラインを選ぶのが正解だろう.


心地良い潮風に誘われて途中の公園で一休みしていたら1時間くらいうたた寝してしまった.歩き出して暫くの間はひどい痛みに悩まされるが、そのうち痛みの感覚が麻痺するのかだんだん痛みは感じなくなる.一旦休憩すると歩き出しがとても辛いので、なるべく途中で休憩しないようにしていた.


浦の内湾の一番奥まった所で浦ノ内湾沿いの県道23号線と合流した.トンネルを抜け緩やかな下りの道を下りて行くと、須崎のお遍路小屋で女性のお遍路さんが二人休憩していた.ここで休憩するつもりは無かったのだが、女性のお遍路さんの顔を見て思わず歓声をあげてしまった.何と鶴林寺、太龍寺の道で一緒になった横浜のOさんだった.お互いにまさかこんな所で遭遇するとは思ってもいなかったので驚いてしまった.


Oさんは相変わらず色々と寄り道をしながらスローペースで歩いているようだった.Oさんは連れの女性と丁度休憩を終えて出て行くところだったので先に行って貰った.歩きを止めてしまったので、ここでしばらく休憩して行くことにした.国民宿舎土佐の支配人さんに無事須崎の休憩所まで辿り着けたことを報告しておいた.


須崎に入る手前の国道56号線沿いに色々とお店がありそうなので大津橋を渡らずに、手前で遍路道を逸れ、多ノ郷駅の方へ向かった.今の靴ではとてもこの先歩き続けられそうにもないので、新しい靴を探したかった.大間のショッピングモールの中に靴屋さんがあったので、27cm 4E サイズのスニーカータイプの靴を買って履き替えた.今まで履いていた靴は捨てる訳にも行かないので、手提げのポリ袋に入れて持ち歩く事になった.


別格5番の大善寺に着くと、境内でOさんが休んでいた.Oさんは既にお参りを済ませていたようだったが、この近くのビジネスホテルが4時にならないとチェックインできないので、大膳寺の境内で暇を潰していたらしい.暫く境内のベンチでこれまでの経緯や今後の予定などを色々と話し込んでいた.Oさんも明日は私と同じ岩本寺の宿坊に泊まるということなので今日はここでお別れすることにして、私は今日の宿である安和へ向かった.


ここから安和へは4km弱なので歩いても1時間もあれば着けそうだったが、既に4時30分を過ぎていたので、足の状態を考えてJR土讃線の列車で安和へ向かうことにした.駅のホームには中高生ぐらいの学生が数十名ほど列車が来るのを待っていた.時刻表では16:36分に下りの普通列車が来るはずなのだが、16:40分を過ぎても一向に来る気配がなかった.列車のダイヤが大幅に乱れているようだったが、土佐新庄駅は無人駅のため一切情報が入らなかった.後で聞くとこの日は結構大きな地震があったようで、その影響で列車が遅れていたようだ.


仕方がないので、今夜の宿泊先の安和乃里に遅れると連絡をすると、宿のご主人が車で迎えに来てくれるというので、ご厚意に甘えさせていただく事にした.安和乃里は国道沿いにあるドライブインタイプのお食事処で、建物の2階に宿泊用の部屋が4~5部屋あるだけの小さな民宿といった風情の宿だった.この日は付近で行われている高速道路の工事関係者が泊まっていて、お遍路は私一人だった.工事関係者が泊まっているので、一晩中騒々しいのではないかと心配したが、午後9時までには静かにしてくれた.きっとお遍路さんが泊まっているということで工事関係者の方々が気を利かせてくれたのかもしれない.



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 この日の歩数:38,873 歩 【累積歩数:756,391 歩 】 歩行距離:25.2 km【累積歩行距離:438.3 km 】

宿泊先: 安和乃里 【 TEL 0889-42-8613 】
      〒785-0024 高知県須崎市安和919-2
      洗濯機 : 有り(無料)





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