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2007

MacでWin – BootCamp (その1)

BootCampについて


2006年1月のIntel Mac の発売と同年4月のAppleからBootCampのベータ版がリリースされ、Intel Mac上でWindowsを直接稼働させることが可能になり、実際にIntel Mac上でMac OS XとWindows XP(Vista)の両方をOSを使い分けている方も多いと思います.また、Parallels DesktopやVMWare Fusionなどの仮想デスクトップ環境もリリースされ、Intel Mac上でWindowsだけではなくLinuxやSolaris10などのOSも比較的容易に動かすことが可能になっています.


まもなくMac OS X 10.5 (Leopard) が正式にリリースされ、BootCampも正式にバンドルされることになりますので、いい機会ですのでMacでWindowsを動かす方法について検討してみようと思います.


2006年4月上旬にAppleから突然このツールがリリースされ巷は大騒ぎでしたが、このツール自体は単なるハードディスクパーティションの操作ツールに過ぎません.既存のハードディスクの領域をデータを消すことなく分割し新たにWindows用の(FAT32)パーティションを作成(逆に元のOSXのシングルパーティション状態に戻すこともできる)することと、Windows用の各種ドライバ類を書き込んだCD-ROMを作成する機能があります.


DOS/V系のマシンではPartitionMagicやAcronis Disk Director Suite などのハードディスクパーティションツールなどが広く一般に普及していて、ハードディスクの中身のデータを消すことなく比較的簡単にパーティション操作が行えました.Mac用でもiPartitionやDiskWarrior,Drive Geniusなどのハードディスクパーティションツールがありますが、まだ機能が貧弱だったり、使いにくいのが現状でしょうか.Apple標準のDiskUtilityもLeopard版からは限定的ではありますが、既存データを消さずにパーティションの分割、解放ができるようになるようです.


BootCampを使用してMac OS X とWindows XP(Vista) デュアルブートマシンを作ろうとするときに一番困るのは、BootCampがAppleの標準的なハードディスクのパーティション設定(見た目のパーティションが1つしかない状態)以外では使えないということです.Macのパワーユーザであればハードディスクを複数のパーティションに分けて使っている方も多いことと思います.Windowsをインストールするためにハードディスクのパーティションを元に戻してもう一度OS Xをインストールし直すなんて事はできれば避けたいところですよね.


実はBootCampを使わなくてもOS XとWindowsのデュアルブートを実現することは可能なのです.ここで Intel MacでWindowsが稼働するための条件を整理してみましょう.


ハードウェアの違い


Intel Macでは DOS/V機のようなBIOSは無く、EFI (Extensible Firmware Interface)が使われています.EFIについては別な機会に書くことがあるかもしれませんが、EFIは非常に高機能な最新のファームウェアで従来のBIOSと違い拡張性に富んでいます.残念ながらこのEFIに対応したハードウェアは64bit系のサーバなどごく一部で、大多数のハードウェアは未だにBIOSを用いているのが現状です.

OS側でも殆どのOSがBIOSを前提に作られていて、64bit系のサーバOSが対応している程度です.デスクトップOSの主流である32bit系のWindows XP, Vista はBIOSを前提としています.


EFIではGUIDパーティションテーブル(GPT)が用いられており、従来のIBM/PC互換機のようなパーティションの限界に制限されることはありません.幸いなことにEFI では過去の遺産であるBIOSにしか対応していないOSもサポートできるように、CSM(Compatibility Support Module)と呼ばれる機能があります.


2006年4月にAppleがBootCampをリリースした際に同時にIntelMac用の最新のEFIファームウェアがリリースされたことを記憶されているでしょうか.恐らくAppleはWindowsをIntelMacで起動できるようにするため、CSM機能をEFIに追加したものと思われます.WindowsのインストールCDをIntelMacに入れて”StartupDisk”で起動OSを切り替えるか、起動時に”Option”キーを押し続けて起動OSを切り替えみれば分かりますが、BIOSを前提としたOSの起動ディスクでもきちんとInteMacで起動するはずです.


このようにOSのインストールディスクから起動できるようになり、OSのインストーラーを起動することができるようになったので、先ずは第1関門を通過したというところでしょうか.厄介なのはここから先の話です.


話が大分長くなりましたので、今回の主題であるWindowsのインストールについては次の記事で検討することにします.EFIについては開発元のIntelのホームページやUEFIのページを参照してみて下さい.GPTに関してはAppleのTechnical Notes に簡単な解説があります.


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