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12

01

2011

LionのリカバリHD領域を削除する手順

Lionのインストール時に作成されるリカバリHD領域を削除する


Mac OS X Lion をインストールすると、インストーラーが勝手にインストール先のパーティションの最後部に650MB程のパーティションを新規に作成し、そこにリカバリ専用のミニ Lion OSシステムをインストールされてしまいます.


MacのHDDを初期状態で使っているようなユーザは兎も角、マルチブート構成や複数のパーティションに分けて使っているユーザにとっては勝手にリカバリ専用のパーティションを作られるのは困り物です.特にBootCampユーティリティーを使わずにWindows等のOSを導入している場合には厄介な問題を派生させてしまいます.Lionのインストール先を先頭から5番目(EFIパーティションも含めて)以降に持って行けばリカバリ専用のパーティションによる被害は避けられますが、それでも使いもしない無駄なリカバリ専用のパーティションが残るのは気持ちが悪いですね.


今後もLionのインストールを行う度にリカバリパーティションが作成されると無用なパーティションがどんどん増え続けてしまいます.そこで今回はこの不要で邪魔者のリカバリ専用のパーティションを取り払って無駄になった領域を元のLion OS領域へ吸収合併する手順を紹介しておきます.


尚、この作業はコマンドラインでの操作が必要となり、手順や操作を間違えばハードディスクの中身を消失しかねませんので初心者には決してお勧めできません.


1.Lion インストール前のパーティションの状態


ここでは、Lionのクリーンインストール用として予め10番目のパーティション(disk0s10) “NewLion” を用意してあります.

2.10番目のパーティションにLionのクリーンインストールを行った後の状態


10番目のパーティションの領域の最後部が縮小され、そこに新たにApple_Boot形式で650MBのパーティション(disk0s11) が作成されていることが確認できます.


この11番目の Apple_Boot形式のパーティションは diskutilなどのコマンドラインツールからは見えていますが、GUI版の DiskUtility などではこのパーティションは表示されません.GUI版の DiskUtilityでこのApple_Boot形式のパーティションを表示させるようにするには、次に示すコマンドを入力して、DiskUtilityの Preference を修正して下さい.


imac:~ yasuaki$ defaults write com.apple.DiskUtility DUShowEveryPartition -boolean YES 


通常は非表示のApple_Boot形式のパーティションもDiskUtility上で表示されるようになる

尚、Apple_Boot形式のパーティションの実態はHFS+と同じらしく、diskutil コマンドで HFS+のボリュームと同じようにマウント可能です.(例 diskutil mount disk0s11 )

3.Apple_Boot形式のパーティションを一旦HFS+で再フォーマットし直し、その後で手前のパーティション(Lionがインストールされたパーティション)にマージする.


この作業は新たにインストールしたLionシステムではなく、別なパーティションのOSからシステムを立ち上げて行う必要があります.別なパーティションに適当なMac OSが無い場合はLionのインストールメディアからシステムを起動し、コマンドラインツールを用いて下さい.


ここでは Snow Leopardのシステムを立ち上げて作業を行っていますが、Lionの場合は一旦HFS+で再フォーマット仕直さなくてもダイレクトにパーティションをマージできるかもしれません.


ちなみに、Snow LeopardではApple_Boot形式のパーティションは直接扱えないようで、下記のようなエラーメッセージが表示される.


先ずは、Apple_Boot形式のパーティションを HFS+で再フォーマットする.


次に、この領域をLionのパーティション(disk0s10) にマージする.


以上で作業は終了です.尚、Lionのシステムパーティション (disk0s10) の後が disk0s12 になってしまっていますが、再起動すればdisk0s12のパーティションは以前と同じようにdisk0s11に戻りますので、番号の飛びは気にしなくても大丈夫です.


再起動後にdiskutilコマンドでパーティション構成をリストさせてみると、


“Scratch” パーティションは 最初の状態 (disk0s11) に戻っていることが確認できます.

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